
この記事は探偵が監修しています
監修:佐藤 良太(ラクーン探偵社 代表(合同会社EXE RESEARCH))

他社の調査で「あとは張り込みだけ」になった方へ
浮気調査を他の探偵社や興信所に頼み、浮気相手の名前や自宅、あるいはパートナーの別居先まではわかった。けれど、決め手になる出入りの記録がまだ取れていない。そこから先は、相手の家の前で張り込みを続けるだけという段階に入り、見積もりの金額がどんどん積み上がっていく。当社には、こうした状態でのご相談が少なくありません。
この記事では、張り込みだけが残った段階で使える「定点監視」(当社ではリモート調査と呼んでいます)という方法を取り上げます。張り込みとの違いを、1週間の費用と記録できる時間のグラフで比べ、他社から引き継ぐときの流れまで説明します。
リモート調査そのものの仕組みや、尾行との使い分けはリモート調査を詳しく解説した記事で、ご自宅の出入りを確かめたい場合は自宅の出入り確認の記事でまとめています。ここでは「他社で調査中」「残りは張り込みだけ」という方に向けた内容にしぼります。
「リモート調査って何?」という方へ:固定カメラで出入りを記録する定点監視
定点監視とは、決まった場所にカメラを据え置き、建物の出入口を長い時間記録し続ける方法です。調査員がその場に張りつくかわりに、カメラが24時間、同じ場所を見続けます。当社では、探偵の現場向けに特殊改良した固定カメラを使い、この方法を「リモート調査」としてご案内しています。
張り込みとの一番の違いは、記録が人の都合で途切れないことです。調査員は交代や休憩が必要で、深夜や早朝まで張り続けるほど費用がかかります。カメラは夜通し同じ角度で記録し、あとから映像を確かめれば、誰が、何時に入り、何時に出てきたかがわかります。
一方で、カメラは動けません。相手がどこへ出かけたか、外で誰と会ったかは追えないため、行き先を知りたい場面では尾行が必要です。定点監視は「場所はわかっていて、そこへの出入りを押さえたい」という段階で力を発揮する方法です。
浮気相手の自宅・別居先の出入りが、なぜ大切なのか
不貞行為の証拠として重く見られるのは、二人が一つの建物に入り、長い時間を一緒に過ごしたとわかる記録です。浮気相手の自宅やパートナーの別居先は、まさにその場面が起きる場所です。入った時刻と出てきた時刻がそろった記録があれば、「少し立ち寄っただけ」という言い分は通りにくくなります。
また、1回だけでなく、何度も通っていることや泊まっていることがわかると、関係が続いていることを示す材料になります。別居中のパートナーが新しい住まいに特定の相手を迎え入れている場合も、出入りの記録が積み重なるほど、話し合いや調停で事実を説明しやすくなります。
ただし、どこまでの記録があれば足りるかは、それぞれの事情によって変わります。慰謝料の請求や離婚の手続きを考えている場合は、記録の使い方を弁護士にも確認しながら進めると安心です。
張り込みの費用が積み上がる理由
張り込みの費用は、基本的に調査員の人数と時間のかけ算で決まります。見張りを途切れさせないためには2名以上で動くことが多く、何も起きていない待ち時間にも同じように料金がかかります。相手がいつ来るかわからない状態で張り込むほど、待ち時間の割合が増えていきます。
しかも、浮気相手の家に通う時間帯は、夜から翌朝にかけてが多くなりがちです。夜通しの張り込みは調査員の負担が大きく、事務所によっては深夜の割増料金や車両費が加わります。料金の決まり方そのものは浮気調査の費用相場の記事で整理しています。
張り込みだけが長引く、よくある3つの状況
他社の調査で住所まで突き止めたのに、そこから先が進まない。その背景には、次のような事情があることが多いものです。
- 来る曜日や時間がばらばら:仕事の休みが不規則だったり、急に予定を入れたりする相手は、張り込む日を決めにくくなります。外れた日の費用も、そのまま積み上がります。
- 出入りが深夜や早朝:夜遅くに入って翌朝に出る、あるいは早朝だけ立ち寄るといった動きは、張り込みの時間帯から外れやすく、決定的な場面を見逃しやすい時間帯です。
- 相手が警戒している:一度問い詰めた、車を見られたといったことがあると、相手は周りを気にするようになります。同じ場所に人や車がとどまるほど、気づかれるおそれが高まります。
どれも、張り込みの時間を増やすほど費用がかさみ、それでも確実に押さえられるとは限らない状況です。こうしたときこそ、見る時間を人ではなくカメラに任せることで、費用と見逃しの両方を抑えられます。
期間はどう決める?まず短く始めて、記録を見ながら延ばす
定点監視は24時間単位で追加できるため、最初から長い期間を決める必要はありません。他社の調査で相手が来る曜日の見当がついているなら、その曜日をはさんだ数日から始めるのが無駄の少ない進め方です。
記録を確かめて、出入りの傾向が見えてきたら、必要な日数だけ延ばします。十分な記録が取れた時点で止められるので、張り込みのように「今日も空振りだった」という日の費用が積み重なることを避けられます。
1週間で比べると、費用はこれだけ違う
では、浮気相手の自宅を7日間見張った場合、張り込みと定点監視で費用はどう変わるのでしょうか。下のグラフは、時間制の張り込みの一例(調査員1名1時間8,000円・2名体制)と、当社の定点監視(24時間パック77,000円・税込)を、同じ7日間で比べた試算です。

- 張り込み(夜12時間×7日):1時間16,000円 × 84時間 = 1,344,000円
- 張り込み(夜6時間×7日):1時間16,000円 × 42時間 = 672,000円
- 定点監視(24時間×7日):77,000円 × 7日 = 539,000円
張り込みの金額には、車両費や深夜の割増、交通費を含めていません。定点監視も、交通費などの実費は別です。実際の料金は事務所ごとに違うため、あくまで考え方をつかむための目安としてご覧ください。
夜6時間だけの張り込みでも、7日間続ければ定点監視より高くなります。1時間あたりに直すと、張り込みが16,000円なのに対し、定点監視は約3,200円です。
違いは金額だけではない:記録できる時間
費用と同じくらい大きいのが、記録できる時間の差です。張り込みは調査員がその場にいる時間しか記録できません。夜6時間の張り込みなら、残りの18時間は誰も見ていない時間になります。

定点監視は7日間で168時間、張り込みの2倍から4倍の時間を記録します。相手が昼間に来た日、思っていたより早く帰った日も、映像には残ります。「張り込んでいない時間に来ていた」という見逃しが起きにくいのは、この差によるものです。
さらに、同じ車が長い時間とまっていると、近所の人や相手に気づかれるきっかけになります。小さなカメラは人や車よりも目立ちにくく、警戒されにくいという点でも、終盤の見張りに向いています。
他社の調査から引き継ぐときの流れ
他社で調査が進んでいても、当社に引き継いでいただくことはできます。最初から調べ直す必要はありません。すでにわかっていることを教えていただければ、残っている出入りの記録の部分だけを担当します。
- 無料相談:いまわかっていることと、何を確かめたいかを伺います。匿名でもかまいません。
- 現地の下見:建物の形、出入口の数、カメラを置ける場所を確かめます。
- お見積り:期間と費用、実費の範囲を書面でお伝えします。
- 設置と記録:カメラを設置し、24時間単位で記録します。途中で止めることもできます。
- 報告:出入りがあった日時と映像を、調査報告書にまとめてお渡しします。
相談のときにあると話が早いのは、相手の住所(建物名や部屋番号がわかれば)、建物の写真、相手が来る曜日や時間帯の見当、他社の報告書のうち出入りに関わる部分です。手元にないものがあっても、わかる範囲でかまいません。
引き継ぐ前に確認しておきたいこと
他社との契約が残っている場合は、契約の内容や途中で終える条件を、その探偵社に確認しておいてください。費用や手続きの扱いは、契約ごとに違います。
他社と当社が、同じ現場を同じ時間に見張るのは避けてください。調査員や車が増えるほど目立ち、相手に気づかれるおそれが高まります。並行して進める場合は、時間帯や役割を分けるように調整します。
また、カメラの置き場所は、法律や建物の管理のルールに触れないことが前提です。他人の敷地に無断で置くことはしません。現地を下見したうえで、適法に記録できる場所と角度を選びます。当社のカメラについてはこちらで紹介しています。
定点監視が向かない場合もあります
どの現場でも定点監視が使えるわけではありません。出入口が多すぎて一か所から見渡せない建物、カメラを置ける場所がまったくない環境では、張り込みや尾行のほうが確実なこともあります。また、二人が外で会っている場面や、どこへ出かけたかを記録したいときは、尾行が必要です。
当社は、定点監視で出入りの傾向をつかみ、動きのある日にしぼって尾行を入れる組み合わせもご提案しています。「張り込みを続けるか、カメラに切り替えるか、組み合わせるか」は、現地を見てから一緒に決めます。
よくあるご質問
他社と契約したまま、張り込みの部分だけを頼むことはできますか?
できます。すでにわかっている住所や行動の情報をもとに、出入りの記録だけを当社が担当する形です。ただし同じ現場を同じ時間に見張ると目立つため、他社と時間帯や役割を分けるように調整します。
パートナーの別居先がマンションでも、出入りは記録できますか?
建物の形によります。共用の出入口が一か所なら記録しやすく、出入口が多い建物ではどこを見れば足りるかを下見で確かめます。管理のルールや置ける場所の条件もあるため、まずは住所と建物の様子を教えてください。
1週間より短い期間でも頼めますか?
頼めます。定点監視は24時間単位で追加できるため、まず1日か2日で様子を見て、必要なら延ばすという進め方ができます。早い段階で十分な記録が取れれば、そこで止めることもできます。
映像だけで、浮気相手との関係を証明できますか?
出入りの映像は、二人が同じ建物で長い時間を過ごしたことを示す大切な記録です。ただ、それだけで十分かは事情によって変わるため、必要に応じて外での記録を尾行で加えます。報告書を弁護士に見てもらいながら進めると安心です。
他社の調査報告書がなくても相談できますか?
相談できます。報告書がなくても、相手の住所や来る時間帯の見当など、わかっている範囲を口頭で伺えれば計画は立てられます。わからないことが多い場合は、どこから確かめるかも一緒に考えます。
残りが張り込みだけなら、ラクーン探偵社にご相談ください
他社の調査で相手の自宅や別居先までわかっているなら、あとは出入りをいかに確実に、無理のない費用で記録するかです。定点監視なら、1週間で張り込みの2倍から4倍の時間を、より少ない費用で記録できます。張り込みを続けるか、カメラに切り替えるか、組み合わせるかは、現地を見てからご提案します。ご相談は無料・匿名で、365日24時間お受けしています。
電話:048-933-9980(365日24時間受付)


